20241207 : 『現代思想入門』

現代思想入門』 千葉雅也 著

「センスの哲学」でとても読みやすい文章でまとめられていたので他の著書にも興味を抱いたのでまずは現代思想入門を。ずっと以前に哲学者ジル・ドゥルーズが画家フランシス・ベーコンについての芸術論を展開した「フランシス・ベーコン 感覚の論理学」を読んで以来ジル・ドゥルーズのことが気になっていたため今後(今現在)読み進めていこうとやっている。そんなドゥルーズやジャック・デリダ、ミシェル・フーコー、ジャック・ラカン…現代哲学について、それはどのようなものであり、今はその流れからどのように考えられるようになっているかを簡単に触れられるようになっている本書。また、ドゥルーズの代表作「差異と反復」をはじめとする所謂哲学書の読み方についても解説してくれている。哲学者の文章は独特な文体で読みにくいが、入門だけにそのことにも触れてくれている。少しだけでもそれを知っていることで多少読みやすくなるのではないだろうか。

千葉雅也氏の「動きすぎてはいけない」も控えているが、読みたい本が絶えない。


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