20230504 : 映画

フランス往復の機内で映画をいくつか観ました。移動の際、普段は本を読むのですが今回は乗り換えありでなんだか落ち着かなかったので。観ると言っても映画館ほど集中もできず、字幕も日本語がなかったりしましたが、それでも面白い作品は引き込まれるように魅入り面白く感じました。

行きはベトナム航空を利用しました。乗り換え後のモニタが不調のようで操作不能だったので1作品を鑑賞しました。

「シン・ウルトラマン」

特に感想・レビューする場ではないので控えます。ウルトラマン世代ではないので当時の感覚というものが欠けており感動は薄いと思いますが、怪獣映画・作品が好きだったのであの感覚は思い出しました。それと、初代の怪獣はもちろん、ウルトラマンのデザインは秀逸だったのだなと改めて感じました。今回のデザインも良いのですが。

フランスから日本へはターキッシュエアラインズ。搭乗時間は行きより短いのですが、コンテンツが豊富でした。その中でも幾つか気になっていた作品があったので集中してみてしまいました。

「犬ヶ島」

ウェス・アンダーソンが監督・脚本・製作を務める作品。過去にも「ダージリン急行」「ファンタスティックMr.FOX」「グランドブダペストホテル」など好んで観ていたので懐かしい感じでした。時々眠ったりしながらになってしまい話は飛び飛びでしたが、ストップモーションを駆使したアニメーション作品はやっぱり面白いです。その製作現場の風景なども本当に繊細なんだなとユーリー・ノルシュテインの外套の現場風景だったかティム・バートンの現場だったか、ピングーだったかもしれないで感じました。

「DUNE」

映画館で観たかった作品ですが、割と序盤で挫折しました。眠気もあったのですが、映像が綺麗すぎる問題(最近の作品は映像が綺麗すぎで観られない)があって。日本語字幕もありましたが、もっと集中して観てみたいなというのもありました。

「Cruella」

特に音楽が良かったです。そういえばDisney作品なんですね。101匹わんちゃんはよく観ました。その作品に登場する悪役?クルエラ・ド・ヴィル(Cruella de vil)になるまで、誕生するお話のような感じです。あまり派手な演出は好まないのですが、かっこいい映像というか、パンクス要素を随所に含んだ作品だったからなのかその演出もファッションやメイク、画面構成がカッコよく、面白く観ることができました。

「JOKER」

確かその年の賞をたくさん受賞して話題になっていた作品ですよね。観たいなと思っていたのですが、話題になると遠ざけてしまうので。観る時は一気に観るのですが観ない期間は全然観ないので未鑑賞でした。この作品もそれとクルエラも字幕なし英語視聴でしたがそれでも惹きつけられました。また観たいようで、もう観たくないようなすごく不思議な感覚です。もっと集中してみたいし、言葉も通じていない部分が多くあるので細部をもっと観たいとは思っています。のちにJOKERとなるアーサー・フレックを演じたホアキン・フェニックス氏の演技にはなんだか久しぶりに心が動かされるものがありました。JOKERは幼い頃にバットマンが流れているのを観て(おそらく89年のバットマン、92年のリターンズ)、その頃からなんとなく覚えているキャラクターでしたが、「ダークナイト」や「スーサイド・スクワッド」など、2000年代に入ってから再度脚光を浴びその作品を通して知ったところが大きく、単純に派手でかっこいいヴィランという印象でしたが、この作品でここまで掘り下げられると特別視せざるを得ないという感覚になります。正直「バットマンビギンズ」を観てもバットマンに入れ込むような作品ではなかったのですが、この作品の出来は全然違いました。

 


特にここに残すようなことでもないのですが、すぐ忘れてしまうなと感じたので残しました。前回のフランスへ行ったことなどもSNSで軽く投稿すればいいのかもしれないのですが、最近のSNSの付き合い方、距離間、考え方の変化でちょっと投稿したいと思えなくてこちらへ残しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました