はじめに神は天と地とを創造された。
地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。
神は「光あれ」と言われた。すると光があった。
神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。
神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。
旧約聖書より
冒頭の文章は聖書からの引用です。先日の話題の補足になりますが、聖書のみならず、世界各地の神話などでも同じように光と闇に分けられたというところから物語が始まる。今のようにネットが普及した世界ではおそらくなかったであろうはずなのに各地で同じ文明が栄えていたりすることに関してとても興味深く感じています。光と闇/影があることでドラマは成立するということはここから考えています。なので、他のストーリーや物語を懸命に練っても弱いものとして感じてしまう。これは絵画の鑑賞にも通づるのではないかと思っています。可愛い顔がどうであるとか、描かれた女性がどうとか、そう言ったことより個人的には優先すべきものであると思っています。
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