20230404 : 絵具についてその1 

制作

最近の制作でホワイトの使い方でシルバーホワイトとチタニウムホワイトを合わせて使うことを試してみました。

作品では【 柑橘 – aspro, dolce e fragrante – 】【 役目  – pregare – 】などです。

白の役割や画面全体の具合にもよりますが、   場合によっては強くなりすぎて浮いてしまうので画面構成によって使い分けようと思いました。

【 役目  – pregare – 】は完全に色が飛んでしまうように感じられたので、その上にまた色を重ねました。

シルバーホワイトの若干黄味がかったまろやかな色が効果的な場合もあり、その辺りの使い分け見極めがまだまだ必要です。   

チタニウムホワイトでは強すぎる場合、シルバーホワイトと混ぜることで弱まるので画面には馴染みやすいと思います。

暗い画面にワンポイントで使用したり明るい画面に馴染みながらも負けない主張が欲しい時などに活躍しそうです。

バロックのあたり、ルーベンスなどはシルバーホワイトではなくチタニウムホワイトを常用していたと聞いたこともあり、強いチタニウムホワイトで下層を描けば色を重ねても後々まで主張するかもしれないなと考えたりもしています。

 

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